「あなたは包茎ですか」
こんな質問されたらどうしますか。包茎の人は正直に「包茎です」といえるでしょうか。
「包茎は恥である」という意識は日本独特のものです。あれほど包茎手術に熱心であった米国でさえ、現在では意識が変わってきています。こと、ヨーロッパに関しては日本のように過剰な反応していません。
でも、ここは日本。やはり包茎であることは悪いことではないと解かっていても気になります。
包茎とはどのような状態をいうのか
生まれたばかりの赤ちゃんは当然包茎です。成長し幼児になっても、亀頭の一部が顔を出している子供もいますが、基本的には仮性包茎です。包皮はペニス亀頭部を覆っているだけなので、包皮を根本の方にむいていくと亀頭部が出てきます。
大人になると、ペニスの包皮はめくれあがり、亀頭部が露出してきます。これはペニス自体が成長するに従い、包皮の成長がそれに伴わないことによります。これが進行し、完全に亀頭部が出た場合「むけたペニス」といいます。
その一方、ペニス自体が成長するに伴い、包皮もある程度成長しつづけると亀頭部が完全に露出しない状態のペニスになります。これが「皮かむりのペニス」。包皮の成長がペニスの成長と同じ程度に成長すると亀頭がまったく露出しない「完全に皮かむりのペニス」となります。これは、各包茎の形状に関しての違いであり、機能としては違いはありません。
包茎の原因
仮性包茎は、包皮がペニスに対して多すぎるために起こるものです。ただし、包皮輪(包皮の口径)が広いために亀頭を露出させることができます。
仮性包茎のうち、無理に包皮をむこうとすると亀頭がうっ血して赤紫色に腫れて激しい痛みを伴う場合があります。これは嵌頓(カントン)包茎と言います。
その一方、真性包茎は包皮輪(包皮の口径)が狭くなっているため亀頭が露出できません。これは先天的なものと考えられています。
真性包茎や嵌頓(カントン)包茎の場合手術が勧めらますが、仮性包茎の場合はセックスに支障が無いようでしたら手術の必要はありません。
諸外国の包茎事情
米国では包茎手術はかなりポピュラーなものです。1970年代には新生児の90%以上が包茎手術をしていたようです。ただ、ここ30年ほどは、米国でも包茎手術件数は減ってきているといわれています。その一方で、生後まもなく切り取られてしまった包皮を取り戻そうという動きも出てきています。
紀元前ヨーロッパの国々ではもともと包茎ペニスが自然の姿で、亀頭が露出したペニスは穢れたものという扱いであったといわれています。ローマにおける男根崇拝では邪気払いのために勃起したペニス像を崇拝したり、ギリシャの彫刻では包茎ペニスの彫刻作品が多く残されていることからそのようであったのではないかと推測されています。
ユダヤ教とイスラム教では神との契約のしるしとして割礼を行っており、現在もそのしきたりは続いています。
また、となりの国韓国では、思春期になってからの包茎手術が圧倒的に多くなっています。韓国では包茎手術を受けるのは当たり前といった風潮があり、思春期の90%以上が包茎手術を受けているといわれています。
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